サーキット走行と聞くと、初心者の人はハードルが高く感じると思う。実際はそんなことは全く無くて、必要なものを用意すれば参加できるので興味のある人は準備をしてぜひ言ってみて欲しい。超楽しいから。
必須
ヘルメット
これがないと走行できない。安全のためにもヘルメットは必須だ。万が一クラッシュした時は当然だけど、スピンした時にも意外と頭をぶつけたりする。とりあえず価格は1万円弱から数万円と幅広いが、それより安いものは海外製の粗悪品で、安全に対する担保が取れていないことがあるので危険だ。最初は2輪用の安いので良いのでちゃんとしたものを買おう。ハーフヘルメットはNGなので、フルフェイスかジェットヘルメットを必ず買うこと。
グローブ
グローブもヘルメットと一緒で、無いと走行させてもらえない。これもまた安全に関わるもので、適当な軍手や手袋を使って走行中に手を滑らせたら危険なのは言うまでも無い。ケチっても数千円にしかならないし、ちゃんとしたやつを買うべき。
ブレーキパッド&フルード
曲がれなくても止まれば事故を防げるけど、止まれなかったら100パー事故る。サーキットはブレーキにかかる負荷が公道の比じゃない。最低限、この2つはスポーツ走行を想定されているものにしておくのが良い。
あると良いもの
エアゲージ
タイヤは摩擦によって熱を持ち、温度が高くなった空気は膨張しタイヤの内圧が変わる。公道と比べて、スポーツ走行では特にその傾向が強くなる。タイヤのグリップ力を最大限有効に使うには、適切な空気圧で走ることが大切。ということで適切な空気圧を管理するのにエアゲージがあると便利。
トルクレンチ
スポーツ走行に限らずだけど、ホイールナットの点検は大事。タイヤがぶれたり、最悪の場合脱輪したり大きな故障や事故の原因になり得るのがホイールナットの締め付けトルクだ。クロスレンチで適当に締めるのではなく、しっかりとトルクレンチで確認しながら点検するのが安心。
ナットを締める時は、走行後のホイールが熱い状態だと正確なトルクで締められないので、ホイールが冷えた状態で行うこと。
椅子
走行枠を待つ時間にあると便利。もちろん座る用。座って休めればなんでも良いけど、車に積みやすいキャンプ用の畳めるやつがオススメ。
GPSロガー
これは何ができるかと言うと、自分の走行ラインや速度を記録して見返すことができるんだ。Racechrono とかのアプリと連動させると、走行映像、速度、重力加速度(G)、ラップタイムを記録して振り返ることができるようになる。とりあえず最初はなくても良いんだけど、何回も行こうと思っているならあった方が良い。最初から記録して、自分の成長をデータで振り返ると面白い。上達の近道にもなる
Androidのスマホならこれ。
iPhoneだと使えなかった。iPhoneで使えるやつはRaceChronoのアプリから確認できるんだけど、在庫があったりなかったり、値段が結構変わったりして紹介するのが難しい。買う時に自分で調べてその時の価格で良さげなのを買うのが良い。
まとめ
あった方が良いものは挙げたらキリがないんだけど、本当に必要なものは実は少ない。ハードルが高い印象があるサーキット走行も、実は必要な準備は少ないし気軽に参加できるんだ。超楽しいから興味があってこの記事を読んだならぜひ参加してほしい。