超簡単!MemTest86+ のエラーの見方・対処法を解説【OC向け】

オーバークロック

何かメモリ周りの変更をしたら「MemTestをやれ」といわれることが多い。しかし、具体的にエラーが出た場合どうしたら良いのかに触れているものは、少なくとも俺は見たことが無い(メモリやマザーボード、CPUをを変える、など難しい話を除いて)。

そこで自己流ではあるが、MemTest86+を行って出たエラーについて、対処法を経験に基づいて紹介する。俺がオーバークロックをしていて得た知見なので、それを前提に読んでほしい。と言っても、エラーから明確な原因を特定することは難しいので、あくまで「こんな操作したらよくなったよ」というレベルの主観的なものになるので、改善されなくても怒らないでほしい。

MemTest86+ って何?

MemTest86+とは、簡単にいうとメモリの動作にエラーがないかを見てくれるソフトウェア。MemTest86 や MemTest86+ といったものがあるが、特に理由がなければMemTest86+を使っておけば良い。使い方の解説とかは、この記事を読む人はすでに知っていると思うからここでは説明しない。

12種類のエラー検出のテストと、Row hammerというメモリの情報が書き換えられてしまうセキュリティ上の問題の検出をしてくれる。まあ基本的には、12種類のエラーのテストだけを行えば良いと思う。

エラーって何?どういう状態?

MemTest は、アドレスに順に値を書き込んだり、もっと複雑な操作(専門的な内容になるので触れないが)を行ったりした結果、アドレスの値がどうなっているかを確認する。

どのテストでも、アドレスに格納されている期待値と実際に格納されている値を比較し、期待した値が格納されていなければエラーとなる。

エラーになる原因は、クロック、タイミング、RAM電圧、CPU側のメモリコントローラ部分の電圧、マザボのレイアウトなど複数ある。ただ、原因となる値を修正すれば正常に動作する、といったものでもないし、仮に正常に動作するようになったところで、望んだ性能が得られなければ意味がない(例えば、メモリクロックが4000 MHzで動かしたいのに2400 MHzに下げて正常に動作してもうれしくはないだろう。クロックを下げずに、タイミングの調整や電圧の調整で動いうてくれればそっちのほうが望んだ性能に近くてうれしいはず。)。

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エラーの出方と対処

ここではテストでエラーが検出された場合、どこをいじると良いかを説明する。

全体的にエラーが出る場合

この場合、電圧が足りていない or タイミングが合っていないことが原因。

電圧を見直す際は、DRAM電圧だけでなく、CPU VCCIO (IO) やCPU VCCSA (SA) も見直してほしい。IOとSAは、CPUのメモリコントローラ部分の電圧のため、メモリの設定があっていてもここが不足していると正常に動作しない。

ただし、IOとSAの電圧は、CPU Vcore電圧より高くすると安定しなくなるので注意すること。

タイミングを見直す際は、全体的に緩めてほしい。全体的にエラーが出る状態は、メモリが壊れている場合を除けばタイミングが合っていない場合に尽きる。いったん緩めて、エラーの出ない設定を見つけてから少しずつ詰めていくのが良い。

Test 7 Random number sequence でのみエラーが出る場合

この場合、電圧が少し足りていないことが原因。本当に少し上げたらエラーが出なくなることが多いので、0.005V単位での調整で良い。上げてみて、またエラーが出るのであればさらに上げれば良い。

個人的に、Test7 のエラーは電圧のチェックにおいて最も重要だと思っている。全体的にエラーが出る場合と同様、DRAM、IO、SAの電圧を上げて解消されることが多い。

電圧を見直す際は、DRAM電圧だけでなく、CPU VCCIO (IO) やCPU VCCSA (SA) も見直してほしい。IOとSAは、CPUのメモリコントローラ部分の電圧のため、メモリの設定があっていてもここが不足していると正常に動作しない。

ただし、IOとSAの電圧は、CPU Vcore電圧より高くすると安定しなくなるので注意すること。

まとめ

紹介したら2パターンしか話すことが無かったが、適当に書いた訳ではない。大体のエラーは紹介したやり方で解消できたし、経験上、いくつかのテストでエラーがポコポコ出る場合 or Test7でのみエラーが出る場合が多かった。

すべてのパターンと想定される原因を書いたらキリがないので書けなかったが、最終的にこの2つのどちらかになると思っているので、参考になればと思う。

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